日進校夏のお預かり始まりました!

8月に入り、さらに暑さが増して、だらけたくなる毎日。。。

そんな毎日の中で、自分の意志で楽しみながら、頑張りたい子ども達が

夏のお預かりには集まってきます。

みんな笑顔で。

なぜならば・・・

「楽しみ」にしているからなのです。

では、何を楽しみにしているのでしょう??

家族が用意してくれたお弁当を楽しみに

お友達と会えることを楽しみに

先生に会えることを楽しみに

お勉強できることを楽しみに

体操できることを楽しみに

休憩時間にみんなでお話できることを楽しみに

読んだことのない本を読むのを楽しみに

やったことのないこと、苦手なことにチャレンジするのを楽しみに

いろんな「楽しみ!!」が子ども達の中には存在しています。

これらの「楽しみ!!」に出会うことができます。

私たちヨコミネ式学習教室講師は子供たちの

「楽しみ!!」を見つけ、楽しむことを応援し、支えています。

さあ!今日は何を一緒に「楽しもうか!?」

夏のお預かりはまだまだ続きます。

たくさんの「楽しみ!!」を味わって、成長する夏を今年も過ごそうね♪

ウィンタースクールで成長

こんにちは。ヨコミネ日進校です。

最近インフルエンザが流行っています。お気を付けください。

さて。先日のウィンタースクール最終日のことです。

一年生のN君はいつも誰かに譲って我慢する子です。

ジスターで遊んでいた時、年下のOちゃんへジスターを何回も譲ってくれていました。

しかし自分だって遊びたい。当たり前です。

ですからN君は、自分の分のジスターと、Oちゃんのジスターを分けました。これで自分の分を譲らなくても大丈夫。Oちゃんも遊べるし、僕も遊べる。

そして分けた後は、N君はOちゃんとは少し離れた場所でジスターをしていました。

しかし本当は、ジスターを譲ってもらうよりも、N君と遊ぶ方が重要だったOちゃんは大泣き。

N君はOちゃんからジスターを取り上げたわけでもなくむしろ譲ってあげているのに、Oちゃんがどうして泣いているのか分かりません。

しかし、タイミング的に、"自分のせいで泣いている"という事だけは分かっています。

難しい状況ですよね。

しかし、これは心の成長のチャンスです。

まず、N君がなぜあのような行動をしたのかをOちゃんに伝えました。

「N君もジスターで遊びたいからわけっこしたんだよ」と。

そしてOちゃんに、「本当はどうしたいのか?」と尋ねたましたが、なにも言えません

なので、「本当は一緒に遊びたいのかな?」

と尋ねると大きく頷きました。

N君に、「まだOちゃんは勇気が出せてないだけだ」と、Oちゃんの気持ちを少し話してみました。

すると、N君、

「僕、その気持ちすごくわかる。そういう事だったんだね」

と納得。その後、

「じゃあ仲良く、楽しく一緒にジスターしよう!!」と手を繋いで戻りました。

恥ずかしくて自分で言葉が出ない時、

そもそも自分の気持ちがわからない時、ありますよね。

しかし一歩の勇気を出す事は大事。自分自身に踏み込む強さも大事。

この一件、今回は先生側がOちゃんの気持ちを言葉にしましたがその様子をみたOちゃんは「自分の気持ち」を伝える事って大切なんだと学んでくれました。

今までは助けてほしい時、目で訴えてきましたが、この一件を経た後、「教えて下さい」と小さな声ですが勇気を出していえるようになりました。

みんなで「勇気出せたね!助けるよ!」と、先生が助ける前に、Oちゃんを助けてくれるように。

N君は、「なんでも譲ることだけが優しさじゃなかったんだね」と、言っていました。

Oちゃんは、気持ちを言葉にする大切さ。伝える勇気。

N君は、優しさってなんだろう。悪気がなくてもそういう気持ちにさせてしまう場合がある

事を学びました。
2つともとても大切なことです。

このウィンターで子供たちの成長を感じた出来事でした。

IMG_0139[1].JPG