勤労感謝の日

昨日は勤労感謝の日でした。

生徒たち、お母様、お父様に感謝の言葉を伝えました。

さて。最近、教室でこんなことがありました。

そこの席、僕がすわりたい!!

と、弟が泣いています。でも座れません。なぜならもうお兄ちゃんが座っているから。

「僕が先に座っていたんだよ!」」

と言っても弟は大泣き。先に座っていた子も涙目になり、今にも席を譲ってしまいそうでした。

でも、これ、おかしいですよね。わがままに見えてしまいます。でもわがままだよねといいたくなかったので、事実だけを伝えました。

「あの席には、もう〇〇が座っているから座れません」

もっと泣くかなあ、と思いましたが、意外にも、きょとん、としました。

きょとん、として、じっとお兄ちゃんが座っている席をみているので、

「ほらすわっているでしょ?」

「座っているから座れないでしょ?」

「それはあたりまだよね」

と伝えると、「うん」となんと納得!!

そこでやっと周りが見えたのか今は座る時間なんだとわかり、空いている席へと着席しました。

感動しました。

もっと泣くと思っていたのです。

しかし、事実を伝えてあげるだけで、子どもたちは"納得"してくれます。

ここで「わがままだよね」というと、納得しません。

わがままではなく子ども達にとってはしっかりとした意見であり主張なのです。

意見や主張を"わがままだよね"と言われるのは、大人だって嫌ですよね。

状況を大人が伝えてあげることで、納得します。

どんなに小さい子でもきちんと考える力があるのです。私たちは事実を伝えることでその手助けをしましょう。

そういう60分、80分をヨコミネでは提供していきます。

無料体験も行っています、是非、お越しくださいね。