きっかけを与えてあげる
2018.09.05
これが一番嬉しい瞬間
私が子どもたちの指導をしていて一番うれしい瞬間は
出来ないことが出来て、
出来ないと思い込んでいたものが出来るようになって
目をキラキラさせた時!
出来るようになったよ!!
と誇らしそうに報告してくれる瞬間です。
子どもたち自身の
「出来た!」を増やすこと。
私が日々、指導のなかで意識していることでもあります。
さて、その方法ですが、
私は「教える指導」は極力しません。
やりたくなるように声かけをし、
仕むけます。
今日、そろばんのわり算でつまづいていたAくん。
できないー(+o+)を連呼してました。
そこでしばらく横についてみているとできている。
でも離れるとまた出来ないー。
そこで、
「じゃぁ、先生と勝負しよ!」と持ちかけました。
勝負大好きAくん!
のってきます!!(笑)
私は暗算で勝負!!
途中、大差がつかないように
でも私も真剣に!
勝つか負けるかくらいのギリギリをキープさせながら
1回目は彼の勝ち!!
先生に買ってうれしいし、
出来ないと思っていた問題を数十問も解いたことがご満悦。
もっとやろー!と もう1勝負!!
今度は見取り算で私の勝ち!!
たった1日、30分一緒にやっただけです。
彼どうなったと思いますか?
満面の笑みでその時間は終わり、
次のそろばんの時はひとりで黙々と練習したんです!
こうなったらもう大丈夫!!
しばらくひとりでやれます!!
ずっとついている必要はありません。
自信がつくまで、しばらく寄り添ってあげるのです。
大事なのは、
「やりなさい!」
「なんで出来ないの?」
「こうでしょ!あぁでしょ!」
と強制すること、押し付ける言葉をかけないことです。